


グアムは太平洋にあるマリアナ諸島最大の島。北緯13、東経144度に位置する、日本から最も近いアメリカ。
グアムに人が住み着いたのは紀元前2000年頃。
フィリピンやインドネシアからカヌーでこの島に渡ってきたといわれ、古代チャモロ人と呼ばれている。
チャモロ人は、秩序ある社会を形成し高い文化を築いていた。
今でも残っている石造物のラッテ・ストーン、これは居住の場として作った高床式建築物の土台だという説が濃厚である。
1521年マゼランが世界一周航海中にグアム島を発見。1565年にスペインの植民地になる。
1668年グアムをキリスト教の布教活動を展開。当初、島民も受け入れたかに見えたがキリスト教に馴染まず、宣教師が殺されるなどチャモロ人とスペイン人の間にあつれきが生じる。
スペイン・チャモロ戦争が勃発し約26年の長きにわたり火花を散らす。しかし、木の槍やこん棒などの武器しかないチャモロ人は、銃を持つスペイン軍に追い込まれてゆき、最後の抵抗者が降伏したのは1695年。
その頃には、10万人いたチャモロ人は約2000人まで激減したという。
1898年300年以上続いたスペインによる統治は、アメリカ・スペイン戦争でスペインが敗れ、グアムはアメリカ領になる。
1914年、第一次世界大戦初頭、日本軍はグアム以外のミクロネシア諸島に侵攻し、1941年グアムに上陸し1944年までの約3年間日本の統治となる。
1950年、グアムはアメリカ合衆国の自治属州となった。
グアムは先住人はチャモロ人だが、約300年もの間スペインに統治されていたため、統治時代の名残は現在でも島内の各地に見られる。
色鮮やかな教会、ウマタックなどに残る石造りの家並み、地名のスペルと読み方など。
今でも多くの住人がスペイン人によってもたらされたカトリックを信仰している。
文化・風俗習慣には、スペインの香りが残る島です。
グアムの人口は約16万4000人。そのうち約40%がチャモロ人、約24%がフィリピン人、その他アメリカ人、中国人、韓国人、日本人などが居住している。
スペインの宣教師によってカトリック教がもたらされ、現在では島の住民の多くがカトリック教の信者で、村には必ず教会があり人々の生活の基盤となっている。
各村の守護聖人を記念するお祭りが村ごとに行われている。
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